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頭皮がかゆい!そんな時育毛剤は使える?選ぶポイント

頭皮がかゆ~い!
こんな時、ついつい爪を立てて頭皮をかいてはいませんか。

頭皮を掻いてしまうと傷がついてしまい、頭皮環境が悪化することで炎症や抜け毛を引き起こすこともあります。寝ている間掻きむしってしまう人も多いのですが、寝ている間に爪を立てて掻いてしまうと地肌が傷だらけになり余計にかゆみが悪化する原因にもなってしまいます。

そもそも頭皮が乾燥する原因としては、紫外線や外部環境、生活環境、女性ホルモンの乱れ、体質、肌質、ストレス、乱れた食生活、運動不足、間違ったヘアケアなどさまざまなものが挙げられます。

乾燥の程度や発症するトラブルには個人差がありますし、ある程度の乾燥ならそこまで気にする必要はないでしょう。
しかし、痛みやかゆみがある場合はかゆみ止めなどの薬剤を利用し、できるだけ早く対策していくことが大切です。

では、頭皮のかゆみを防止するための薬剤として「育毛剤」は役立つのでしょうか。
育毛剤は髪の毛の発毛や育毛をうながすために、頭皮の状態を健康的にする働きがあります。

179その理屈から言えば「頭皮のかゆみを直すのにも役立ちそうじゃん!」と思えるのですが…ネットであれこれ情報を探ってみると「育毛剤を使ったことで頭皮のかゆみがひどくなっちゃった」なんて気になる情報もチラホラ見かけられます。

そこで、今回は頭皮のかゆみと育毛剤の関係についてズバッと皆さんの疑問を解消することに致します。

頭皮のかゆみを防ぐ為に育毛剤は効果あるのかな?と考えている方へ

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育毛剤もかゆみ予防に効果的なものはある!

まずは頭皮のかゆみを改善するのに育毛剤は効果があるのか、この点をはっきりとさせることにしましょう。

結論から先に言えば
「頭皮のかゆみを防いだり、緩和したりする効果のある育毛剤はある!」
ということです。

一口に育毛剤と言っても全て同じ成分で作られている訳ではありません。
成分が異なれば、当然効能も異なってきます。
そのため頭皮のかゆみ抑制に特に効果的な育毛剤もあれば、そうでない育毛剤も存在します。

育毛剤とは文字通り、本来の役割は髪の毛の発毛や育毛が主な役割であって頭皮のかゆみを改善することを主目的にしている訳ではありません。
こうした差異が生じることは、ある意味仕方がないことだとも言えます。

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従って、発毛や育毛は二の次として「頭皮のかゆみを直すため」に育毛剤を利用したいという発想はあっても良いですが、何でも良い訳でもありませんので成分や効能をしっかりと確認した上での育毛剤選びが大切になるということです。

では頭皮のかゆみを防ぐ育毛剤としてはどんなものがオススメ?

頭皮のかゆみの主な原因は「原因不明」という場合を除けば、主に以下の二点が考えられます。

  • 頭皮の乾燥
  • 頭皮に付着した雑菌が頭皮を刺激することによって生じる炎症
ということは
・頭皮の乾燥に対しては
特に乾燥肌タイプの方を主な対象として、頭皮の保湿性を高める効能を重視している育毛剤・雑菌や炎症に対しては
頭皮に赤みやにきびが発生しやすい人を主な対象として、消炎効果や殺菌作用があり、頭皮を清潔で健康的な状態にすることを特に重視している育毛剤がオススメの育毛剤となります。

154育毛剤は「薄毛の原因や症状別」に様々な種類がメーカーから商品が提供されています。そこで単に「頭皮がかゆい」ではなくどちらの症状に自分が当てはまるかを判断した上で、その症状の改善を特に重視している育毛剤を選ぶことが頭皮のかゆみ改善につながります。

頭皮がかゆいけど薄毛も気になるのでなにか良い育毛剤ないかな?と考えている人へ

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そのような方は育毛剤がベストな選択

頭皮がかゆくなり始めたことと前後してだんだんと薄毛になってきたという方や、頭皮のかゆみを抑えたいけど、最近薄毛も気になりだしたのでどうせなら一つのもので両方を改善したいという方なら、育毛剤という選択はベストな選択と言えます。

その理由には二点あります。一つは育毛剤には頭皮のかゆみ改善と発毛・育毛の両方の効能がある育毛剤があるということです。
この点は「育毛剤にはかゆみ防ぐ効果があるの?」のコーナーで既にご紹介したとおりですね。もう一点は頭皮のかゆみ抑制には「かゆみ止め剤、薄毛対策には育毛剤と別々の対策を施した場合には、余計に頭皮トラブルのリスクが高まる場合があるということです。

なぜなら、仮に育毛剤だけなら「適量」であったとしても、かゆみ止めも使用することで「(特定の成分などが)過剰投与」の状態になる場合があったり、かゆ止めに入っている成分と育毛剤に入っている成分の相性が悪かったりする場合があるからです。

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その結果、症状が却って悪化したり、両方の成分の相性が悪いことで両者の効能が互いに削がれてしまうことで症状の改善が期待出来なくなったりすることが生じます。
それぞれの薬剤は複合的に使用することを前提に開発されている訳ではありません。

必ず起こるとまでは断定できませんが、そうしたリスクがあるのは事実ですので、両者を併用するのではなく、まずは育毛剤を通じてうす毛とかゆみの改善を目指すという選択が堅実と言えます。

では頭皮のかゆみを防ぐ育毛剤の成分にはどんなものがある?オススメは?

前出のコーナーでお伝えしたとおり、頭皮のかゆみは大きく二つの原因が考えられますので、これらの育毛剤選びが大切であることは同様です。

・頭皮の乾燥に対して
→乾燥肌タイプの方を主な対象として、頭皮の保湿性を高める効能を特に重視している育毛剤・雑菌や炎症に対して
→頭皮に赤みやにきびが発生しやすい人を主な対象として、消炎効果や殺菌作用があり、頭皮を清潔で健康的な状態にすることを特に重視している育毛剤

では参考情報として、これらのかゆみの原因改善に効果が期待できる「成分」について代表的なものをいくつかご紹介しておきます。

頭皮の保湿性を高める成分 コラーゲン、ヒアルロン酸、ホホバオイルなど
炎症を抑えたり、殺菌効果がある成分 エタノール、グリチルリチン、ヒノキチオールなど

154ただし、ご紹介した成分が仮に育毛剤に含まれていても、具体的な成分量は育毛剤によって異なります。

そのため、成分だけをみて判断するのではなく、その育毛剤が特にどのような症状の方に効能があるとしているのか、どのような症状の改善を特に訴求しているのかを重視することが育毛剤選びの場面で大切になってきます。

育毛剤を使っていて、合わなくて頭皮がかゆくなってしまった人へ

育毛剤はかゆみの原因や症状を踏まえた上で、より効果的な育毛剤を選びを行うことで発毛、育毛だけではなく、かゆみの防止にも一定の効果が期待できることはおわかりになったと思われます。

ところが、ネット上では「育毛剤を使い始めたらかゆみが生じた」といったことを訴えている方も見かけることができますが、この点はどう理解すれば良いか解説して参りましょう。

「育毛剤=かゆくなる」はやはり問題!育毛剤使用をストップしよう!

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巷では育毛剤を使えば、誰だって頭が多少かゆくなるものだとか、頭がかゆくなるのは育毛剤が効いている証拠だといった情報が見かけられますが、そうした情報は基本的に誤りです。

育毛剤には頭皮に対する刺激が強いものがありますので、塗布した際、一時的に頭皮がむずむずするといったことは確かにあります。
また、育毛剤には頭皮の血行を改善する成分が含まれているものがありますので、血行が改善されたことで頭皮全体にちょっとしたかゆみが生じる場合もあります。

しかしながら、通常であれば育毛剤を使用することで特定部位だけがかゆくなったり、かゆみがずっと続く、酷くなるといった症状は起きません。
かゆくてかゆくてしょうがなく、爪を立てて頭皮をひっかいてしまうような状況が続くようであれば育毛剤が効いているのではなく、育毛剤が体質に合っていないと判断した方が適切です。

そのような場合は使用している育毛剤の使用を止めて、様子をみることが先決です。

こんな育毛剤は避けるべき!(肌質・体質別対策)

ではどんな肌質や体質と育毛剤の組み合わせが問題なのか、代表的なケースを3つ後紹介します。

敏感肌タイプの人が刺激が強いタイプの育毛剤を使用した

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敏感肌タイプの人が例えば育毛剤使用後の爽快感を求めたいなどの理由から刺激が強いタイプの育毛剤を選んでしまえば、刺激に肌が負けて赤みが生じたり、かゆくなったりしても不思議ではありません。

184敏感肌タイプの人は男女兼用で爽快感や刺激の強い育毛剤の他、頭皮の殺菌力を特に重視した育毛剤は避けるべきです。
敏感肌タイプの人はやはり「敏感肌タイプ用」と明示してある、低刺激タイプの女性専用育毛剤を使用することをオススメします。

乾燥肌タイプの人が保湿成分が少ない育毛剤を使用した

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多くの育毛剤には塗布後の頭皮に爽快感や刺激を与えるため、アルコール成分が含まれています。
ところがこのアルコール成分は爽快感やベトつき解消という機能を提供してくれる反面、頭皮の水分を奪って乾燥させてしまうというデメリットがあります。

そのため特に乾燥肌タイプの人が、保湿成分がそれほど重視されておらず、爽快感や刺激性の強い育毛剤、即ちアルコール成分が比較的多く含まれる育毛剤を使用してしまえば乾燥肌が更に乾燥し、かゆみの原因になってしまいます。

184乾燥肌タイプの人は育毛剤に刺激を求めることは好ましくありません。
保湿成分を特に重視しており、且つアルコール成分量が大変低い育毛剤、もしくはノンアルコールの育毛剤を使用することをオススメします。

育毛剤に含まれる特定の成分に対してアレルギーがあった

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3つ目のタイプは、育毛剤の特定成分に対してアレルギーがあるという場合です。
主にはアルコール成分などが考えられますが、アルコール成分だけとは限りません。

植物性もしくは動物性の油成分が育毛剤に含まれている場合がありますが、それら植物や動物の油分などに対してアレルギーを引き起こす方もいます。
それらアレルギー反応の一種として、頭皮のかゆみが生じているというケースもあるのです。

184アレルギー反応は個人によって異なりますので、特定成分だけを避ければまず大丈夫だとは言い切れません。
抜本的な対策としては医療機関などに行ってアレルギー反応テストを行い、自分がどのような対象物にアレルギー反応を起こすか正しく知ることが先決です。
その上で、アレルギー反応を引き起こす成分が微量であっても本当に含まれていないかメーカーなどに尋ねるなどして厳密に確認した上で、育毛剤を慎重に購入することが望まれます。