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女性の皆さんが女性用育毛剤を使用する主な目的は髪の毛を増やして薄毛を改善する、もしくは髪の毛に健康的なはりや艶をもたせるため等ですよね。

ところが女性用育毛剤に関する情報をネットで集めている皆さんならお気付きになったと思われますが、「女用育毛剤を使用したらかえって抜け毛が増えてしまった」という症状に悩む声や「逆効果だった」と立腹されている口コミ情報などが決して少なくありません。

これから女性用育毛剤を使用して髪の毛をもっと増やそうと考えている皆さんにとっては、見逃すことができないとても心配な情報と言えます。

そこで、そんな皆さんの心配や不安を解消するために、女性用育毛剤を使用した際に生じる脱毛の症状とその対策についてご紹介して参ります。

女性用育毛剤を使用することで脱毛が起きることはあるの?

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まず、女性用育毛剤を使用した場合に却って抜け毛が増えたという口コミの真偽から、明確に回答いたします。

結論から言えばそうした症状は「起こり得る」というのが、噂ではなく正しい回答となります。

つまり、一部のユーザーが育毛剤メーカーを誹謗するための嘘やデタラメ(一部に嘘は紛れているかも知れませんが)を言っているということではなく、個人差はあるものの、誰であってもそうした症状が生じても不思議ではないのです。

ならば「却って抜け毛が増えてしまうのなら、女性用育毛剤なんて使用すべきではない!」と考えた方もいるかもしれませんが、そのように考えるのは早計です。

なぜなら、育毛剤を使用することにより生じる(一時的な)脱毛は、髪の毛の状況が「改善(専門的には「好転反応」)しているからこそ生じている現象」だからです。

これは一体どういうことなのでしょうか。

育毛剤使用によって生じる「初期脱毛」とは?

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女性用育毛剤を使用し始めてから3週間程度、人によっては1ヶ月半ほどの間、多くの抜け毛が生じる場合があります。(個人差があり、誰でも必ず発生するという訳ではありません)

この症状のことを専門的に「初期脱毛」と言います。

ではなぜ初期脱毛が起きるのかということですが、わかりやすく言えば育毛剤の効果が発揮されているからこそ起きる症状と言えます。

ご承知の通り、人間の髪の毛は毎日100本前後自然に抜け落ちるものですが、薄毛とは髪の毛が抜けた毛穴から新しい髪の毛が生えてこなかったり、生えてきても健康的な太い髪の毛ではなく細く、軟らかい髪の毛であったりすることで生じます。

ではなぜそうした症状が生じるのかと言えば、例えばストレスや偏った食生活、睡眠不足、ホルモンバランスの乱れ等により、「毛周期(またはヘアサイクル)」と呼ばれる髪の毛が生まれ変わるための周期が乱れることで、髪の毛がなかなか生えてこなかったり、髪の毛が十分育たないまま生えたりすることで起きます。

 
そのような状況が生じている頭皮に女性用育毛剤を塗布すると、女性用育毛剤に含まれている成分が髪の毛へと成長する毛母細胞に作用し、毛母細胞が元気を取り戻すことで乱れた毛周期が正常な状態に戻ろうとします。

その結果、健康的な髪の毛の発育が促されることになり、乱れた周期によって不健康な軟毛が生え変わろうとする健康的な髪の毛によって押し出される格好となり、一時的な脱毛という症状となって表れることになります。

当然と言えば当然ですが、健康的な髪の毛であっても一ヶ月に1cmしか伸びませんので、そうした健康的な髪の毛が、見た目でわかるぐらい全て生え変わるにはかなりの時間を要することになります。

つまり不健康な髪の毛が抜け落ちて、健康的な髪の毛が見た目でもわかるぐらい生えてきたことを実感できるまでの「期間」が「初期脱毛」の正体であった訳です。
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そのため、こうした初期脱毛は後述する例外的な場合を除き、仮に症状として表れても心配する必要はないどころか、むしろ頭皮の状況が改善(好転)しているサインとして受け止めても良い症状なのです。

「初期脱毛」とは「副作用」なの?

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「初期脱毛」は育毛剤のメーカーや育毛剤に関するポータルサイトなどで、「副作用」と言う言葉を使って説明されている場合があります。

この「副作用」という言葉で説明されている場合があることから不安を感じる方もいますので、この点についても説明しておきましょう。

「初期脱毛」は「副作用」に含まれると言っても間違いとは言えません。

この意味を理解して頂く為には、その前提として「副作用」という言葉の定義を正確に理解しておく必要があります。

副作用と「薬などによって生じる悪い作用」だと受け止めている方がいますが、言葉の定義上必ずしも悪い作用とは限りません。

副作用とは、ある治療の目的で使用した医薬品が期待される効能以外で生じる作用のこと全てを指す言葉なのです。

そのような意味で、乱れたヘアサイクルが元の健康的なサイクルへと戻ろうとする過程で生じる「初期脱毛」であれば、少なくとも「悪い副作用」には当たらないことだけは確かです。

では「初期脱毛」は一切心配する必要はないの?

では初期脱毛と思える症状が生じた場合には、一切心配無用であり、初期脱毛は髪の毛の乱れたサイクルが好転している良い証拠としてだけ理解していれば十分なのでしょうか。

残念ながら100%全て安心して良いとまでは断定できません。

但し、この意味は誰であっても一定割合で必ず何らかのトラブルに見舞われる可能性があるという意味ではありません。

例えるなら食品アレルギーと同様な意味で理解すべき事項と言えます。

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本来は体の健康において必要な栄養素がたっぷり含まれているため、毎日一定量摂取することが望ましいと言われている自然食品であったとしても、人によってはアレルギー反応が生じ、場合によっては重篤な状態に陥る可能性があります。

例えば卵やピーナツなどに対して特に強いアレルギー反応をおこす方がいるのは事実ですが、その事実を持って卵やピーナツを危険な食材、リスクのある食材として私達が普段から認識しているかといえばそうではないですよね。

 
それと概ね同じことであり、育毛剤は本来頭皮や毛母細胞などに良い働きとして作用するものですが、人によってはその育毛剤がアレルギー反応や健康上のトラブルを招く場合もゼロではないのです。

そのため、人によっては育毛剤が頭皮に合わないことで頭皮に炎症が生じ、それが原因で抜け毛が生じてしまうこともあり得ます。

女性用育毛剤は敏感肌の女性も考慮して開発された育毛剤が多いため、そうしたトラブルは少ない

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もっとも、具体的な数値として断定することは難しいのですが、そうしたトラブルに見舞われてしまう方は一握りの少数であることだけは間違いありませんので、過度に心配する必要はないと言えます。

特に男性用、もしくは男性、女性兼用の育毛剤と比較した場合、女性専用に開発された育毛剤は敏感肌の女性を考慮して開発されたものが多いため、そうしたトラブルは男性用育毛剤以上に起きにくい傾向にあります。

従って、わずかな確率であってもできるだけトラブルを避けたいということであれば、男性・女性兼用の育毛剤ではなく女性専用育毛剤を使用すればより安心と言えます。

093931ただし、女性用育毛剤であってもやはり一切トラブルは起きないとまでは断言できませんので、たとえば使用したら湿疹ができた、皮膚が赤くなってきた、かゆくなった等の症状が表れた場合には即刻使用を中止して、念のため医師に診察してもらうことをおススメいたします。

また、特に自覚できるような症状が生じていない場合でも、1月半以上経過してなお育毛の効果が実感できず、脱毛が続くという場合にも一旦使用を中止した上で、念のため医師に頭皮の症状を診てもらうと正確な状況を把握することができると言えます。

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もう一度整理しますと、肌が弱い女性を考慮して開発された女性専用の育毛剤なら「悪い副作用」は100%ないとまでは言えないにせよ、殆ど生じないと考えて良いということです。

その上で、使い始めてから3週間程度までは抜け毛が多く感じられる「初期脱毛」に見舞われた場合には、頭皮が健康的な状態を取り戻すための健全な症状として起き得る現象ですから不安に思う必要はありません。

ただし、皮膚のかゆみが増したり、赤くなったりといった自覚できるトラブルが万一生じた場合には即使用を中止することが大切です。

こうした知識を理解した上で、女性用育毛剤と正しくお付き合いするよう心掛けてください。