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可愛いヘアアレンジや頻繁に髪をくくる女性に発症する薄毛

今では、当たり前となったエクステンションやヘアアレンジ。でも、長時間これらのオシャレを楽しむのはチョット危険です。

最近、若い女性を中心に牽引性脱毛症(けんいんせいだつもうしょう)という薄毛が増えています。

牽引性脱毛症とは、長期間、長時間髪の毛をくくったりテンション(引っ張りの力)を加えることで、頭皮が硬化し、髪の毛の毛球が小さくなり、さらに血行が悪化することで発症する脱毛症です。

ヘアサイクルの乱れによる薄毛にも

牽引性脱毛症には、ヘアサイクルも影響しています。

髪の毛はヘアサイクルという周期によって、生えたり抜けたりを繰り返しているのですが、外部的な刺激や血行不良などの頭皮環境の悪化によって、このヘアサイクルが正常に行われなくなります。
ヘアサイクルには、成長期・退行期・休止期の3つの期間があり、成長期に数年かけて成長しきった髪の毛は、退行期を経て成長を止め、休止期に自然と抜けていきます。
ただ休止期には、成長し終わった髪の毛の毛根の奥で、新しい髪の毛が作られてきており、その時期に髪の毛が引っ張られて抜けてしまったら、髪の毛が伸びてくるまで時間がかかります。

また髪の毛が成長しきっていない内に引っ張られて抜けてしまうと、ヘアサイクルの周期自体が短くなってしまい、髪の毛が太く長く伸びきらない内に抜け落ちてしまうようになります。
そうして、いつの間にかその部分には、細くて弱い毛ばかりが生えるようになり、薄毛となってしまうのです。

牽引性脱毛症になりやすい習慣

牽引性脱毛症は、幼いころから髪をくくりポニーテールにしたり、1束にまとめたりすることが習慣になっている女性に特に多い症状です。

ふだんあまりヘアアレンジをしない人は、髪の毛を引っ張られることによる痛みに敏感ですが、常日頃まとめ髪をしている人や幼いころから髪の毛をくくっている人は、そういった痛みにマヒしている可能性もあります。
「髪の毛をまとめるならこれくらいの痛みは当然」と思っていると、予想以上に髪や頭皮に負担をかけてしまっているかもしれませんよ。

ほかにも、毎日同じ分け目にしている人も、だんだん分け目の部分が薄くなってしまう傾向にあります。
また、髪をかき上げたり指にからめる癖のある人も、知らないうちに髪の毛を引っ張って負担をかけていることになるので、抜け毛や薄毛が気になる人は、日頃の習慣を見直してみてください。

薄毛になりやすいヘアスタイル

実は、ヘアスタイルによっては頭皮に負担がかかってしまうことも…負担が蓄積されることにより薄毛に発展してしまうこともあります。今回は、薄毛になりやすいといわれているヘアスタイルをご紹介させて頂きます!

ポニーテールやお団子で生え際が後退

牽引性脱毛症の中でもダントツに多いのが生え際の後退。女性はポニーテールやお団子といったトップや後頭部に髪をまとめることが多いため、生え際の髪の毛が長時間引っ張られ、頭皮が硬くなり毛球が小さくなり、十分な血液を髪の毛が吸収できず抜けてしまいます。

また髪の毛をアップにする際には、髪の毛がばらけないようにを片手でまとめながら強く引っ張り上げるので、特に負担がかかりやすくなります。

エクステンションでサイドやバックの髪が薄くなる

通常、頭部のサイドやバックというのはあまり薄くなるところではありませんが、ここ10年くらいエクステンションの普及で、その個所も髪の毛が抜けてしまうという症状が急増しました。
エクステンションは一時的に髪の毛を増やす効果もありますが、その結果地毛を失うことになっては意味がありませんよね。

エクステンションは長期間つけっぱなしの状態になるので頭皮への負担が激しく、抜け毛を発症させてしまいます。
またエクステンションが邪魔をして頭皮が十分に洗えないことから、脂漏性脱毛症へ発症してしまうケースもあります。

三つ編みや編み込みで髪の毛が抜けやすくなる

特に編み込みは地肌から髪の毛を引っ張りながら編み込んでいくため、肌への負担が激しく、頻繁に編み込みアレンジをする人ほど髪の毛が弱ってしまいます。
また摩擦によって髪にダメージを与えてしまうことにもなるので、途中でプチプチと髪の毛が切れてしまうこともあります。

アイロンを使用したストレートパーマ

本来ストレートパーマは半年に一回程度です。しかし、数か月に一回などのように頻繁に繰り返すことで、薬剤が頭皮に浸透しながら、さらに高温のアイロンで引っ張るため、ストレートパーマを頻繁に施術している人ほど生え際や頭頂部が薄くなります。
美容院で施術してもらっている時でも、髪の毛が途中でプチっと切れたり抜けるほど強く引っ張られるのを感じることも多いでしょう。

ブローやヘアアイロン、コテでのアレンジ

ブローやヘアアイロン、コテを使ったアレンジは、その時だけ引っ張りの力が加わるので、そこまで重大な症状を発症することがありませんが、小さなダメージを毎日繰り返すと、少しづつ蓄積されたダメージがいつか爆発します。
また毎日高温の熱処理を髪に加えることもあまりよくありません。

ヘアアレンジで気を付けたい人

これらのヘアアレンジで気を付けたい人は、毎日ポニーテールや1束にまとめなければいけない職業の方やスポーツ選手です。

特にスチュワーデスさんや看護師さん、飲食関係の方。スポーツ選手ですとアイススケートや新体操などきっちり髪の毛をまとめる方は要注意。
また、若い人で頻繁にエクステンションを付ける人やストレートパーマを繰り返している人も気を付けなければいけません。

記事の後半にも薄毛になりやすいヘアスタイルをご紹介にしているので、チェックしてみてくださいね!

改善策

ヘアアレンジを工夫する

髪の毛が長いと作業をする時に邪魔になることから、まとめ髪にする人も多いですが、あまりきつく結ばないような工夫をしてみてください。

たとえばゴムでまとめる場合、太目のシュシュならきつく縛らなくてもしっかりまとめてくれます。
また短めの髪が落ちてこないように、ピンなどで留めておけば無理に引っ張る必要もありません。
ポニーテールなら、日によって結ぶ高さを変える、サイドポニーテールにして位置を変えるなどの方法もあります。

ヘアケア用品に気を付ける

髪の毛を洗った後には、頭皮環境を整えるためにも、ドライヤーで髪を乾かす必要がありますが、高温のドライヤーは髪にも頭皮にも良くありません。
最近では、60度くらいの低温ドライヤーも増えてきていますので、毎日のヘアケアでダメージを与えないためにも、取り入れることを検討してみてください。

おすすめ記事

髪や頭皮にやさしい低温ドライヤーについてはこちらをご覧ください⇒美容院でも使用されている低温ドライヤー!薄毛・抜け毛になぜ良いの?

 

髪や頭皮を休ませる

予定のないお休みの日には、すっぴん肌のように髪もナチュラルな状態にして休ませてあげることが必要です。
仕事や外出先から帰ってきたら、髪をほどいて解放してあげましょう。

頭皮の血行を改善する

ホルモンや体質など、内部からの原因によって薄毛になるのとは違い、牽引性脱毛は外部的な圧力が原因なので、引っ張ることをやめればすぐに改善する希望があります。
ただヘアサイクルの乱れなどによって慢性的な薄毛になったり、頭皮の血行が悪くなっている人は、マッサージや育毛剤も使用すると効果的です。

引っ張られていた頭皮は、敏感になっている場合もあるので、育毛剤を使う際にはなるべく低刺激のものを選ぶのがおすすめです。

美容院に行く前に読んで!薄毛の女性におすすめのヘアースタイル(症状別)とは?

ちょっとしたヘアアレンジで薄毛を目立たなくできることもあります。お悩みやタイプ別にヘアアレンジをご紹介させて頂きますので、美容室に行く前にチェックしてみてくださいね☆

美容院に行く前に自分に似合うヘアースタイルを提案

最近、生え際や頭部てっぺんの薄毛のせいで今までやってきたヘアースタイルや、新たにチャレンジする髪型が似合わない・・・そんな悩みはないでしょうか?
薄毛は今や男性だけの悩みではなく、女性の大きな悩みの種となっているのです。そこで美容院に行く前の薄毛を隠せるヘアースタイルを薄毛のタイプ別にご紹介!

ちょっとしたヘアアレンジで薄毛を隠す方法

髪の毛全体を可愛くアレンジするのもいいですが、ちょっとしたヘアアレンジで薄毛を自然にカバーすることもできます♪

  • 髪の毛のアレンジがなかなか上手にできない
  • 簡単にちょこっと手を加える程度のスタイルってないかな?

という人にぴったりのアレンジです。

分け目を変える

「分け目を変えただけで、薄毛のカバーなんてできるの!?」と思ってしまいますが、実は少し場所を変えただけで、かなりイメージが変わります。分け目をかえることで、髪の毛の立ち上がりがふんわりするので、ボリューム感をだすこともできます。センターの分け目でクセがついていると、分け目が余計にくっきりします。少し移動するだけで、ぱっくりとした分け目は目立ちにくくなるのです。

また長年同じ分け目を続けていると分け目から薄毛が進行してしまうこともあるそうです。子供の頃からずっと同じ分け目…なんて方は今こそ分け目を変えるタイミングかもしれませんね^^

  • ドライヤーで髪の毛を流したい方向と逆に根元から温風を当ててクセをつける
  • ブラシの細いコームでクセをつけたい分け目の部分をなぞって根元あからドライヤーをあてる

これだけで分け目が変わるので、お風呂上がりや朝起きてブローするときにやってみてください

前髪を厚めにおろす

前髪は少し分け目を変えたり、長さを変えるだけで全体の雰囲気をガラっとかえることができます。
左右ななめに流すと大人っぽく知的なイメージを与えたり、センター分けにするとクールな印象を与えます。髪の毛のボリュームをアップさせるには、前髪を厚めにすると◎!

【前髪を厚くする】というのは、サイド・後ろの髪の毛を前髪にもってきて見た目にボリュームを出してふわんわりさせるヘアスタイルのことです。
美容院にいくときに「前髪を厚めに作りたい」とリクエストしてみましょう。自分で簡単にセルフアレンジすることもできます。

  • トップ(中心の分け目のすぐ横あたり)から前に持ってくる。ドライヤーで根元から温風を当てて、髪の毛が顔の前にかかるようにする→髪の毛にクセをつけて前髪と長さを合わせてカット

※目尻から外側の髪の毛はとらないようにする

あまり広範囲の髪の毛を前髪に持ってくるとやりすぎてしまい、違和感が出ます。髪の毛は乾いた状態でカットしましょう。

生え際の薄毛に似合うヘアスタイル

「難しいスタイリングは無理。」それでも大丈夫。簡単なスタイリングやアレンジで薄毛が目立たなくなります。

フルバングコーリック風ヘアスタイル

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フルバングとはトップの髪の毛にレイヤーをいれて、すべて前髪につなげるヘアスタイル。コーリックとはそれを横流しにしたシンプルな髪型だから、スタイリングも簡単で生え際の薄毛も目立ちません。

マッシュルームボブ

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マッシュルームというと雨上がり決死隊の蛍原さんを思い浮かべてしまいますが、確かにベースのカットはそれに近いようなものがあります。

でも、それに手を入れることで、今どきの可愛いヘアースタイルになります。ちょうど女性の芸能人でいうと、上野樹里さんのようなスタイルです。

頭部てっぺんの薄毛に合うアレンジ

頭部のてっぺんの薄毛は、サイドやバックの髪を持ってくるアレンジで隠します。

お団子

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女性になじみのあるお団子ヘア。ボブ程度の長さならば簡単にアレンジが可能。

しっかり目のきれいなお団子ヘアをつくっても良し!ちょっと毛束をほどいて柔らかい雰囲気にしても良しのお団子ヘアは、てっぺんの薄毛を隠すのにはベストです。

ハーフアップ

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サイドやトップの髪の毛をまとめてきて、バックでバレッタでとめてしまえば出来上がり!
髪の毛にパーマやコテ巻きが入っていると、より華やかに見える簡単なヘアアレンジです。

インスタで人気のてっぺん薄毛を隠せるヘアアレンジ動画をご紹介

https://www.instagram.com/p/BnoD6_djM_R/?tagged=%E3%83%98%E3%82%A2%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B8%E5%8B%95%E7%94%BB

一人で三つ編みができれば、簡単にできてしまうヘアアレンジです。慣れてくると3分ほどでできるヘアアレンジなので、てっぺんの薄毛にお悩みの方は是非試してみてくださいね!

 

薄毛にお悩みの方にオススメのブローの方法

トップにボリュームを持たせるためにはブローが有効です。寝起きは髪の毛の根元がつぶれています。朝にシャワーを浴びて髪の毛の癖をしっかりとり、その後ドライヤーで根元から立ち上げるようにブローしていくと、ふんわりとしたボリュームが出せます。朝に根元を立ち上げておけば、それは一日中もつのでとてもオススメです。

ボリュームが少なくなってきた方に似合うヘアアレンジ

薄毛のレベルにもよりますが、ボリュームが少なくなってきた方は少しアレンジを加えることでお悩みが改善されることもあるので、試してみてくださいね!

ショートカットにパーマをかける

トップの薄毛も気になるけれど、髪の毛全体のボリュームが減って来たな〜と思ったら、思いきってヘアスタイルをかえましょう!
セミロング・ロングヘアーは、毎日しっかりブローをしてふんわりとしたボリュームを出さないと、どうしてもぺったんこになりやすいです。
髪の毛全体のボリュームが少なくなってきたなと感じたら、バッサリとショートカットにしてパーマをかけると◎!

ショートカットスタイルにパーマをかけると、全体的にボリュームがアップするので小顔効果も狙えます。
おすすめはゆるふわ系のパーマ♪ストレートの髪型はスタイリッシュかもしれませんが、もともとボリュームのある髪の毛をまっすぐにするからこそキレイにスタイリングができるのです。

  • 帽子をかぶった直後のように髪の毛がペタっとなる
  • 髪の毛をふわっとスタイリングさせても、短時間で元に戻る

こんな人はバッサリ切って、ショートカットスタイルにふんわりパーマをかけることをおすすめします。

アレンジが難しいくらい薄毛になってしい待った方におすすめのアイテム

「前髪を作りたいけどトップ周辺の髪の毛がそこまでボリュームがない・・・」なんて人は、髪の毛を使ったヘアアレンジではなく、アイテムを使ってみましょう♪
ヘアアクセサリーを使って薄毛に目がいかないようにしたり、気にならないアイテムがオススメです。

前髪ウィッグ

ふんわりしたタイプからストレートまで種類はたくさん♪前髪にボリュームを出したい人に特にオススメのアイテムです。
地毛が少なくてもパチっとクリップで止めてなじませるだけなので、とってもラクちん♪

  • 1度ウィッグを使ってみたけど、うまくセットできなかった
  • 前髪を分厚くしたいけど、美容院に前髪カットだけでいきたくない

なんて人にオススメです。ツヤ感・カラーの選択肢だけでなく、地毛に馴染みやすいものがたくさんあるので、自分のスタイルに合わせやすいアイテムです。

ヘアピース

髪の毛全体をカバーするウィッグとは違い、頭頂部・うしろ側など比較的広範囲かつ部分的な薄毛をカバーするためのアイテムです。
髪の毛のトップや後ろ側にヘアピースを使うだけで、ボリュームを出すことができます。分け目がくっきりして目立つ人にもオススメです。

  • 髪型を普段変えることがほとんどない
  • ウィッグ全体だとボリュームが出すぎて重たい

なんて人にオススメです。ヘアピースはウィッグと違って大きなものではないので、保存やケアの仕方もらくちん♪髪の毛全体でおしゃれを楽しみたい人にぴったりなアイテムです。

カチューシャやターバンなどのヘアアクセサリーの着用

ウィッグのような人工毛でなくても、カチューシャやターバンなどのヘアアクセサリーでも薄毛をカバーできます。
カチューシやターバンなどは幅が広いので、薄毛をがっつりと人工毛のアイテムで隠すというよりも、自分のヘアスタイルをうまく利用するといったイメージです。
特にオススメなのはカチューシャ!前髪を全部アップにして、頭頂部からうしろに髪の毛かかるようにアップにしてからカチューシャをで固定するとナチュラルなアレンジになります。

カチューシャやターバンを使うときは、髪の毛をぴっちり詰めすぎるとかなり不自然です。止めるときは指先で髪の毛をつまんで出し、ゆるくスタイルアップするとかわいいアレンジができますよ♪

まとめ

生え際や頭部てっぺんの薄毛は、ヘアアレンジで隠すことができます。女性の薄毛は全体的に薄くはなるものの、男性のように消失してしまうことがありません。それでアレンジが可能なのです。

また薄毛の治療次第でも女性の薄毛は治すことが可能。それは女性の髪の毛の成長する仕組みが男性とは違うからです。

ヘアアレンジで薄毛を隠しながら、育毛を続けると元の髪の毛の太さや量に戻る可能性があります。

あと牽引性脱毛症は、髪の毛にテンションをかけることを止めてしまえば自然と治ります。しかし、その間にほかの脱毛症を併発してしまうと、治療が困難になる場合があります。

ポイントは症状に気づいたらできるだけ早く何らかの処置をすることです。
対処が遅れると、そのぶん脱毛や薄毛が進んでしまいますし、改善するのにも時間がかかってしまいます。

できることならば、毎日頭皮を引っ張るのはやめて、髪や頭皮に負担をかけないスタイルも楽しめるようにしたほうが良いでしょう。